【投稿者:Yuka先生】
プロフィールだけでは、わからないこともありますよね!
今回は、私からYasuko先生にインタビューしてみました。
先生は一体、どんな音楽歴を辿ってきたのでしょうね。
では、見てみましょう。
まずは、3歳から幼稚園までの先生。
Yuka先生
Yasuko先生、本日はよろしくお願いします。
Yasuko先生
こちらこそ、よろしくお願いします。
Yuka先生
Yasuko先生のプロフィールによると、なんと3歳からピアノを始めたとか! 始めるきっかけって何だったんですか?
Yasuko先生
ピアノというか、某大手音楽教室の3歳児向けクラスに入ったんです。いわゆるリトミックですね。でも私自身、その頃の記憶は全くないんです(笑)。
Yuka先生
まぁ、まだ3歳だったわけですもんね。
Yasuko先生
そうなんです。聞いたところによると、家にお教室の勧誘が来たんですって。その時、母に「やってみる?」って聞かれて、3歳だった私はどうやら「うん!」と答えたらしいです……。
Yuka先生
なるほど。それがYasuko先生にとって、音楽人生の第一歩だったってわけですね。
Yasuko先生
ですね(笑)。
Yuka先生
もしかして、Yasuko先生のお家は音楽一家だったとかですか?
Yasuko先生
まさかー!(笑)。全く違いますよ〜。私の父は読書が趣味で、母は運動が趣味。両親共に、音楽なんて関係ない。そんな環境で育ったんです。
Yuka先生
子供が音楽人生を歩むかどうかは、子供次第だってことですね!
Yasuko先生
そうですね。
Yuka先生
Yasuko先生の幼稚園時代について教えてください。その頃のピアノレッスンで、何か覚えていることってありますか?
Yasuko先生
レッスンそのものはグループレッスンだったんですが、何をやっていたのかまでは覚えていないんですよ(笑)。
Yuka先生
では、初めての発表会って覚えていますか?
Yasuko先生
あ、それは覚えていますよ。たしか、エレクトーン演奏がメインの合同発表会だったんです。でも私、鍵盤に触らせてもらえないほどの落ちこぼれで……(笑)。じゃあ何をやっていたかって言うと、実はタンバリンをやっていたんです。
Yuka先生
それはまた……(汗)。で……でも、そのうち鍵盤で演奏できるようになったと思うし、そうすると毎回の発表会が楽しみだったんじゃないですか?
Yasuko先生
いえいえいえ。人前で演奏するのが苦手だったので、発表会は嫌でしたね〜。
Yuka先生
ええ!? 今のYasuko先生からは想像もつかないです。
小学校時代はどうだったんでしょうね?
Yuka先生
じゃあ、先生の小学校時代について聞きますよ。小学校に上がっても、ずっとピアノのレッスンに通っていたんですか?
Yasuko先生
はい。でも嫌々でした……(笑)。小学3年生からはグループレッスンにプラス、個人レッスンもありました。グループと個人で先生は別々だったんですが、練習していなくてよく怒られましたね〜。
Yuka先生
ひぇ〜。怖い先生だっとか?
Yasuko先生
怖いというか、熱血で熱心な先生でしたね。私は「練習やりたくない!」っていう生徒だったので、いつも落ちこぼれでした……(汗)。
Yuka先生
練習は誰でも嫌なもんですよね〜(笑)。でもご熱心な先生だったということは、レッスン自体は楽しかったんじゃないですか?
Yasuko先生
いえ、全く楽しくなかったです……。
Yuka先生
あらま……(苦笑)。
Yasuko先生
宿題をこなす感じでしたね。
中学へ進学したYasuko先生。コントラバスとの出会いについて聞きましたよ。
Yuka先生
中学校では、部活に吹奏楽部を選んだんですよね? それはなぜですか?
Yasuko先生
最初から、吹奏楽部しか頭になかったんです(笑)。もう当たり前のように、そこへ入部していましたね。
Yuka先生
でも選んだ楽器は、管楽器じゃなくて弦楽器。なぜコントラバスだったんでしょうか?
Yasuko先生
当時の私は、歯の矯正をしていたんです。そのせいで、吹ける楽器がなかったんですよね(泣)。じゃあ太鼓はどうかっていうと、小学校の音楽会でやったことがあったし……。で、経験がない楽器を選んだら、結果としてコントラバスだったんです(笑)。
Yuka先生
なるほど、そういうことだったんですね〜。たまたま選ばれた楽器がその後の人生のパートナーとなったわけで、本当に人生ってどうなるかわからないもんですね。
Yasuko先生
本当に!
Yuka先生
中学でも、ピアノはそのまま続けていたんですか?
Yasuko先生
はい。やっぱり嫌々でしたけどね(笑)。というより、辞める勇気がなかったと言うべきかな。
そして高校、大学へ。
Yuka先生
高校でももちろん、吹奏楽部だったんですよね?
Yasuko先生
はい! もちろんデス!(笑) 行きたいと思っていた高校に、部活推薦のようなもので入れました! ……実は成績が合格ラインギリギリだった、てのはナイショですけどね。
Yuka先生
大事なのは、希望する高校へ進学できたということですからね。結果良ければ全て良しですよ。
Yasuko先生
そうですよね〜。
Yuka先生
高校時代のピアノレッスンは、どうだったんでしょ?
Yasuko先生
それが実は、だんだんとレッスンが楽しくなってきたんです! きっとこの頃から、私に理解力がついてきたからだと思うんですけどね。
Yuka先生
お、それはよかったですね! これも熱心に指導してくださった先生のおかげかもしれないですね。
Yasuko先生
本当にそう思います。
Yuka先生
その後、コントラバス専攻で音楽大学へ進学したわけですが、音大へ行こうと思ったのはいつぐらいからですか?
Yasuko先生
高校で進路提出をしないといけなくなった時ですね。実は、高校時代の成績、悪かったんです……(汗)。いや、もうね、ただのアホですわ。唯一、音楽だけは成績が良かったんです。小さい時から頑張ってやってきたおかげもあったんでしょうね。音楽の大学なら行けそうだ! ということで、音大への進学が決まりました(笑)。
Yuka先生
いわゆる、消去法ってやつですね(笑)。音大へ行くと決めたら、それに向けての準備をしないといけないですよね。
Yasuko先生
そうですね。私の場合は、専攻のコントラバスのレッスンの他に、副科ピアノやソルフェージュのレッスンもしないといけなかったですね。
Yuka先生
副科ピアノのレッスンは、ずっと通っていた先生にお願いしたんですか?
Yasuko先生
実は高校の時に、個人レッスンでお世話になっていた先生がご結婚を機に辞めてしまわれたんです。そこで、それまでグループレッスンでお世話になっていた先生に、個人レッスンも見ていただくことになったんですね。そして音大へ行くと決めてからは、特別レッスンとしてソルフェージュも見ていただいていました。
Yuka先生
入試のソルフェージュと言えば、避けて通れない聴音(音を聴いて楽譜に起こす作業)がありますね。それはどうでしたか?
Yasuko先生
小さい頃は、聴音がとても苦手だったんです。でも高校生になってから、急にわかり始めてきたんですよね。気がつけば、いつも満点を取っていました。
Yuka先生
おお! それはすごいですね。
Yasuko先生
わかると楽しいみたいで、そのおかげで伸びたんだと思います。音楽大学受験の為の過去問も、聴音はほとんどクリアしましたよ。
Yuka先生
あれ、大学によっては結構トリッキーなメロディーを使ってきたりするんですよね。そんな問題もクリアしたとは……。すごいです。
Yasuko先生
当時の先生も褒めてくださいました。やっぱり先生に褒めてもらえるのが、一番伸びますね。
Yuka先生
頑張った甲斐あって、無事に音大を合格したYasuko先生。私との最初の出会い、覚えていますか?
Yasuko先生
初めての実技試験で、伴奏をしてくれる人を探す必要があったんです。で、声かけやすいピアノ科の人を探していたら、Yuka先生を発見したというわけです(笑)。
Yuka先生
あら、嬉しいお言葉(ニッコリ)。その後4年間、伴奏者を務めさせていただきました。運命的な出会いに感謝ですね。
まとめ
現在は、コントラバス講師でありリトミック講師でもあるYasuko先生。
音楽人生の第一歩となる3歳から現在までを振り返って、いかがだったのでしょうか?
Yasuko先生
幼少より通っていたグループレッスンのメンバーの中で、一番の落ちこぼれだった私だけが、不思議なご縁に導かれて音楽の道に進みました。熱心に指導してくださった先生方、根気よく通わせてくれた両親には頭が上がりません。グループレッスンの中で行われた「作曲」という作業。一番嫌なカリキュラムだったにもかかわらず、現在はその「作曲」の技能を使ってオリジナル曲を作っています。継続ってここまでになるんだなと、身をもって実感しています。恵まれた環境に育ててもらって、感謝しかない日々です。
そして最後に、これから音楽人生を歩み始める子供たちに向けて、メッセージをいただきました。
Yasuko先生
人生、どうなるかなんて小さい頃には想像もつきません。できるだけ1つのことにこだわらず、色々な経験をしていってもらえたらいいなと思っています。
Yasuko先生、お忙しい中、ありがとうございました。
今度は、Yuka先生に逆インタビューしてみました!【投稿者:Yasuko先生】
前回は、私がインタビューを受けました。
https://ysmele.com/interview-...